妖精に診療の願いを込めて
「私が目指す医療をするにはこの環境が必要だと考えて、駅前や繁華街でなく、自然が豊かなこの地に開業しました。患者さんの歯の悩みをゆっくり伺い、心身ともに健康に、豊かに楽しく生活が送れるお手伝いがしたい、その為の時空づくりをしたいと思っています。」とおっしゃる重原先生。
R型の出窓の落ち着いた待合室から庭を眺めていると、気分が解き放たれてくる。この空間で重原先生が目指した歯科医療とは・・・?
「医院のロゴマークは、妖精(ピクシー)です。ディズニー映画『ピーターパン』に登場する妖精のティンカーベルが、スティックの先からピクシーダスト(妖精の星屑)をふりかけると夢が叶うという話があります。患者さんにピクシーダストをふりかけて、患者さんの夢が叶う医療を行いたいという思いをこめました。」と、おっしゃる重原先生。
重原先生は大学卒業後、口腔外科で5年間研修、勤務した後、現在の医院から車で5分ほどの場所で開業している御父様と一緒に診療していらっしゃいました。当時は保険治療中心に、1日に50人〜60人の患者さんを治療される毎日の中で、「もっとゆっくりと時間をかけて患者さんの話を聞きたい。」と考えるようになり、10年前に分院としてこちらに開業されたのでした。
以来、患者さんの口腔内の悩みを納得のゆくまで伺い、その希望に最も適した治療法を考える治療を実践されています。
インプラントが主体ではあるものの、矯正、移植等、患者さんとともに選択し、治療方針を決定して行く。結果、95%が自費診療になっていますが、うしょく歯治療等がある場合は保険で対応していらっしゃいます。
「最初から父との連携プレーで、父は義歯、私はインプラントを主体にして、患者さんは行き来ができるようにしました。インプラントは、診療時間が長時間にわたることもあり、保険と混在する診療は難しいですね。患者層は幅広く、小学生から高齢の方まで。インプラント治療中の患者さんのお孫さんが矯正で通院、ご夫婦、ご兄弟でインプラント、ご家族での来院が大変多いのが特徴です。
インプラント、矯正、移植等の治療はご家族の理解がないと難しいです。ほとんどが患者さんからの紹介やチームワークを組んでいる先生から手術依頼の患者さんです。」とおっしゃる重原先生。